各国のワクチン開発が抱える実情2 新冷戦(90)

各国のワクチン開発が抱える実情2
          新冷戦(90)



1からの続きです

中国の新型コロナワクチンの開発には2つ
の企業が上がっています。カンシノ・バイ
オロジクス(康希諾生物)と人民解放軍の
軍事科学院が共同開発しています。もう一
つは中国国営製薬会社Sinopharmです。ま
だ他にもワクチンを開発している企業はあ
るでしょう。第2段階までの臨床試験は終
わっているようです。第3段階の臨床試験
は省略するということです。大胆不敵とい
う感じがしないでもないのですが、以下の
記事では中国国内に新型コロナの感染が現
在拡大している都市がないということです。


第3段階の臨床試験は試験ワクチン接種の
グループと偽ワクチン接種のグループを作
り、ワクチンを接種した人は感染しないが、
偽ワクチンの方は感染するというデーター
を集めるということなので、簡単には条件
がそろわないでしょう。第3段階の臨床試
験を省略することは中国政府も承認してい
るいうことです。ただし、カンシノ・バイ
オロジクスと軍事科学院は解放軍の兵士へ
投与するということです。もう一つの中国
国営製薬会社は中国石油天然気股份(略称・
中国石油)の社員へ投与するようです。これ
で様子を見るのでしょう。


中国のワクチン開発の企業で国内では難し
いのでブラジルのサンパウロで第3段階の
臨床試験を始めたところがあるようです。
現地では散々の評判がでてしまったという
ことです。日頃の評判があまりよくないの
でそうなったということです。


日頃の評判の一つかもしれないのですが、
アメリカ、イギリス、カナダなどのワクチ
ン開発の企業にロシア、中国、韓国のハッ
カーが盛んにコンピューターに侵入してい
るということです。政府系の機関がワクチ
ン情報を盗んでいるようです。新型コロナ
の感染拡大は異常な問題になっているので、
ワクチン開発は国策となっていてもおかし
くはありません。成功すると政権は安定す
るでしょう。


中国の企業のようなのですが、インターネ
ットで日本企業のページに入って情報を調
べ上げて、その会社を直接訪問していると
いう噂もあります。会社での話の内容は、
投資をしたい、ついては役員を会社に入れ
たいと交渉するということです。相手はこ
っちのことをよく知っていても、こっちは
相手を海の物とも山の物ともつかぬ状態、
こういう場合の応対は困るでしょうね。同
業者から外国企業の訪問があったとの連絡
も入ったということです。投資という言葉
が怪しくなりますね。例の得意とするスパ
イ心の探りの訪問でしょう。



竜巻・ミネソタ州2020年7月の5

新冷戦20年7月05・竜巻・ミネソタ州20年7月8日の5.PNG

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世界で加速する「新型コロナワクチン開発競争」の危うい実態

現代ビジネス 7/23(木)15:01 配信


1からの続きです



3中国はフェーズ3を省略

 この米国以上に危ういのが中国だろう。  軍事医学研究院・生物工学研究所とバイオ・ベンチャー企業CanSino Biologicsが共同開発した新型コロナ・ワクチンは今年7月、フェーズ2の臨床試験で被験者の体内に強い免疫反応が検出された。

すると中国・人民解放軍はフェーズ3の結果を待たずして、同ワクチンを兵士に投与することを許可した。

 同じく中国のバイオ・ベンチャーSinopharmが開発した新型コロナ・ワクチンも、フェーズ3を経ることなく中国石油天然気股份有限公司の社員に投与されることになった。この決定は中国政府によって支持されているという。

 すでにSinopharmの会長をはじめ経営陣は率先して同ワクチンを自らに投与し、その安全性を身をもって訴えた。これを報じたニューヨーク・タイムズ紙の記事は「(中国企業の社員は)モルモットのようなものだ」と評している。

 中国政府が新型コロナ・ワクチンの開発を急ぐのは、世界に先駆けて、それを実用化することで、自国の科学力を誇示したいためと見られている。他方、実利的な観点から見れば、中国が同ワクチンの開発を急ぐ理由はない。何故なら、中国はすでにコロナ感染を十分に封じ込めているからだ。

 最近の新規感染者数は、中国全土でも1日当たり数十人に止まっている。毎日何万人もの新規感染者が出ている米国やブラジルとは訳が違うのだ。

 しかし、この新規感染者数の少なさこそ、中国がフェーズ3の臨床試験を省略する主な理由になっている。

 フェーズ1、2の臨床試験では、被験者の体内で中和抗体T細胞を検出すれば十分だが、フェーズ3はそれだけでは足りず、被験者に免疫力が生まれたかどうかを実際に確かめることが必要となる。そのためには新型コロナ感染が深刻な地域で(ワクチンを投与された)多数の被験者に通常の生活を送ってもらい、そこで感染しないことを確認しなければならない。

 ところが国内で感染の封じ込めに成功した中国では、こうしたフェーズ3用の環境を見つけることが極めて難しくなってしまった。だから、それを省略してワクチンを実用化しようとするのだ。

★アートパネル ヘップバーン


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4海外で治験をやり難い理由

 もちろん、国内がだめなら外国でやる手もある。  中国の某バイオ・ベンチャー企業は、ブラジルの最大都市サンパウロで新型コロナ・ワクチン開発におけるフェーズ3の治験を始めた。

 すると間もなく、ネット上で「あのワクチンは未だ猿を使った動物実験しか済ませていない」という噂が立った。この噂は事実無根だが、そこには中国に対するサンパウロ市民の不信感が影響している。

 「そのワクチンが本当に安全で有望なら、あえてサンパウロ市民に投与せずとも、このウイルス感染が始まった中国で治験をやれば済むはず」とネット上の噂には書かれている。

 最近の国際社会における中国の評判悪化が、新型コロナ・ワクチンの開発にも影を落としているようだ。
  参考文献) “In Coronavirus Vaccine Race, China Strays From the Official Paths,” Sui-Lee Wee and Mariana Simoes, The New York Times, July 16, 2020
小林 雅一(作家・ジャーナリスト)





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