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<<   作成日時 : 2018/06/03 22:13   >>

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マレーシアの第一歩は歳出削減の英断みたい





マレーシアの鉄道計画について国際的な影響
を記述したニュースがありました。まずシン
ガポール政府ですがマハティール決断にショ
ックを受けているようです。高速鉄道の計画
に期待していたようです。シンガポールの首
相のリー・シェンロン氏はリ・クアンユー元
首相の息子ということで、メディアの記者は
あれやこれやと憶測が出てきそうです。


インドのモディ首相はインドネシアを訪問し
た後、マレーシアを訪問し、マハティール氏
の選挙勝利のお祝いをしたそうです。うまい
タイミングですね。中国にとってはマハティ
ール首相の高速鉄道計画と東海岸鉄道の中止
は面子をつぶされことになり、その他のプロ
ジェクトの見直しも習近平政権の「一帯一路」
に大きな打撃となるということです。


マハティール首相としては歳出を抑えて28兆
円の負債を増やさないで市場の信頼を回復す
る必要があり、インフラのプロジェクトを見
直すことは重要です。中国に気を使っている
場合ではないのが実情とも言えます。


そして、例えばですが、中国国有企業のマレ
ーシア内の動きを前政権の時のそのままにし
ていると負債額が増えるのも明白であり、将
来は国の存亡に関わる事態にならないとも限
りません。政権が変わってマハティール政権
は国の建て直しをすると思ってよさそうなの
ですが、中国としては簡単には引き下がるこ
ができないでしょう。
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 果物の女王マンゴスティン・画像  

南シナ海・果物・マンゴスティン・.PNG

マレーシア高速鉄道計画中止は英断、日本にも転機

JBpress 5/30(水) 6:00配信


 「巨額のお金がかかるだけでなく、マレーシアにとって一銭にもならない」――。

 マレーシアのマハティール首相は5月28日、マレーシア-シンガポール間の高速鉄道計画(HRL)の中止を電撃的に表明した。

 寝耳に水だったシンガポール政府に筆者が29日午前中確認すると「いまだ、マレーシア政府から中止に関する正式な通達は来ていない」とした上、「HRLは両国間の合意に基づき、2国間の相互利益と責務が課されていた」と“マハティール・ショック”に驚きを隠せない様子だ。

 同計画は、中国の習近平国家主席が推し進める経済構想「一帯一路」の中核事業。日中がこれまで激しい受注合戦を広げてきた。

 これを受け、石井啓一国土交通相は29日、「マレーシア、シンガポール2国間の協議(違約金5億リンギ=約140億円を巡る)の状況を注視したい」と述べたが同計画は頓挫することが決まった。

 マハティール首相は、これまで欧米やシンガポールに対して強硬姿勢を打ち出してきた背景もあり、両国間には1MDBの対応や資源協定など、様々な問題も抱えていることも大きい。

 シンガポールのリー・シェンロン首相は、かつて、マハティール首相が対立した故リー・クアンユーの息子で、マハティール首相にすれば、「父の傀儡で、”若輩の首相”」と捉えている姿勢の表れだ。

 そんな中、マレーシアでの一帯一路計画を見直すと本コラムでも触れていたマハティール首相は、就任早々この問題に着手した

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52796、政権交代で中国の一帯一路を封印したいマレーシア)。

 これにとどまらず、本コラムでも触れたように(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53132、一帯一路のマレーシア東海岸鉄道計画中止か)、マハティール首相が同じく習国家主席の一帯一路の肝いりプロジェクト「東海岸鉄道計画(ECRL)」の中止も視野に入れた見直し交渉を中国政府と開始した。

 マハティール首相による一刀両断的な習国家主席主導の一帯一路の主要事業の中止や見直しは、中国の面子を潰すだけでなく、一帯一路の実現そのものに大きな打撃を与えることが避けて通れなくなってきた。

 マハティール首相はなぜこの時期に、中国を敵に回すことになるHRLの中止を公表したのだろうか。

 28日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙のインタビューで「HRLやECRLなどの大型プロジェクを中止すれば、国の借金の5分の1を肩代わりすることができる」と語っており、2020年の完成を目指す金融特区「TRX」やバンダル・マレーシアなど、中国主導のプロジェクトの中止や大幅見直しが次々表明される見通し。

 そんな中、HRLの中止に踏み切った背景には、国内財政上では、選挙公約の消費税廃止(6月1日から)に伴う財源確保がまず第一に挙げられる。

 さらに、ここ数日で明らかになったナジブ前政権下から引き継いだ膨大な国の債務額(1兆リンギ=約28兆円)を抑えるため、歳出削減を迅速に進めなければならなくなったことが大きい。

 膨大な借金を抱える中、市場の早期信頼回復を狙っている。


 一方、外交戦略上は、HRLの受注に中国と激しく争った日本に首相就任後の外遊先として初めて6月中旬に訪問するにあたり、中国優勢だった受注合戦に終止符を打つことで日本へ秋波を送り、マレーシアの在来線などの刷新強化への日本の技術移転や直接投資や円借款による投資案件の交渉を有利に進めたい思惑がある。

 また、31日には日本の新幹線技術導入を決定したインドのモディ首相が政権交代後のマレーシアを初訪問し、マハティール首相(父親はインドからの移民)と初の首脳会談を開く。マレーシアはインドにとって、東南アジア最大の貿易相手国だ。

 脱中国依存を政権誕生直後から鮮明にするマハティール首相と、中国とアジアでの覇権争いで領土問題などでも緊迫した状況が続くインドのモディ首相が、中国の一帯一路構想に反旗を翻すアジアのツートップとして、“アンチ・チャイナ”で反中国姿勢を国際社会にアピールする狙いがあるとみられる。

 もともとマハティール首相は、マレーシアーシンガポール間の高速鉄道計画について、筆者との単独インタビューで(マハティールの野党勝利 61年ぶりの政権交代、http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53065)、

「距離が短く、所要時間も1時間半。従来の鉄道の刷新などが先決。現在、高速鉄道が必要とは思わない。マレーシアにメリットがあるかも疑問」と計画中止を示唆していた。

 マレーシア政府関係者によると、政権誕生後、マハティール首相は即座に高速鉄道事業を所管していた陸上公共交通委員会(SPAD)の解体を決め、中止への準備を着々と進めてきた。>

 HRLは、マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポール間、約350キロを(シンガポール側は15キロ)時速300キロで走る計画(所要時間1時間半)で、ナジブ前政権下で決定、進められてきた。

 総工費は約200億シンガポールドル(約1兆6400億円)を上回ると予想され、「世界で最もリッチな鉄道」と称され、2026年の開業を目指し、受注には日本や中国、さらにはドイツ、フランス、韓国が名乗りを挙げていた。

 中でもここ数年、日本と中国は、首脳による外交や担当閣僚の現地でのプレゼンや展示会を頻繁に開催し、激しい受注合戦を展開してきた。

 特に、インフラ輸出をアベノミクスの成長軸に置く安倍政権下では、受注合戦の前線に立つ官僚や企業関係者が「中国打倒の夢を果たす」ことを念頭に、奔走してきた。

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終りまでお読み頂き、ありがとうございました
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